2013年・善光寺出開帳は無事終了しました。

2014年・地福寺出開帳はこちらから↓

地福寺出開帳 両国回向院 気仙沼のお地蔵さん

善光寺出開帳 両国回向院

「善光寺出開帳両国回向院」は、お陰様で五月二十日の結願法要をもちまして無事終了いたしました。出開帳に関する収支及び具体的な被災地支援の方法については、改めてご報告します。

平成25年4月27日(土)~5月19日(日)、江戸時代に大人気を博した善光寺の回向院出開帳を戦後初開催いたします。

「善光寺出開帳両国回向院」は、東日本大震災で亡くなられた多くの方々のご供養と被災地の復興支援を目的とし、善光寺御本尊のご分身である出開帳仏、そして陸前高田の被災した松で造立された地蔵菩薩像などを奉じて厳修したいと考えています。

江戸時代以来、営々として災害犠牲者の供養を続けてこられた回向院での出開帳を通じ、微力ではありますが、鎮魂の祈りと希望の灯を被災地の皆様へと届けたいと考えています。「如来様との結縁により復興の光を届けたい」という思いをこめた「復“幸”支“縁”」として収益を震災被災地の復興に充てる方針です。

今回の出開帳では、法要だけでなく様々な催しを予定しております。

開催詳細はこちら

善光寺出開帳ガイドブック販売のお知らせ

「善光寺出開帳両国回向院」で販売されたガイドブックをこちらのサイトから販売しております。こちらの収益の一部は震災被災地の復興に充てられます。

 

出開帳とは
出開帳とは、普段拝することのできない寺院の本尊などを地方に出張し、一定期間拝むことができるよう祀ること。江戸時代に回向院で行われた善光寺の出開帳は大変な人気を誇り、中でも空前の賑わいをもたらした安永7年(1778)では、60日で1,603万人の参詣があったとも云われています。(太田南畝『半日閑話』)

善光寺如来御開帳之図 井両国広小路賑

此度、江戸ゑかうゐん(回向院)ニおいて、六十日のあいだ御かいてう(開帳)有、わざわざしんしう(信州)までさんけい(参詣)の人々もあるなかに、如来の御方よりけちゑん(結縁)にあ(会)いたてまつ(奉)るといふハ、まことにありがたきこと(事)なり。まい(参)るべし。しん(信)ずべし。

江戸時代、寺社が遠方に出向き、秘仏や仏様を開帳する「出開帳」が盛んで、中でも信州善光寺の回向院における出開帳は大変な人気でした。

上図は、回向院で六十日間、善光寺が開帳を行った際の様子が示されています。その註釈では「わざわざ信州まで出向いて参詣・結縁しようという者もいるのに、如来様の方から江戸の人々と結縁するために江戸に出てきて下さる。そのありがたさを感得して、参詣するよう」と勧めたもので、上が開帳の図で、下が両国の賑わいを表した図です。

法要

全ての法要を東日本大震災犠牲者追悼・復興祈願の法要として行います。
※震災の犠牲者供養や復興祈願に併せ、個人の先祖供養や祈願も受付ます。

出開帳特別法要

期間:4/27(土)~5/19(日)
時間:10:00~ 1時間おき
場所:回向院念仏堂
内容:1日7回程度、一山住職ほか

出開帳特別大法要

期間:4/27(土)、5/3(金)、5/11(土)、5/19(日)
時間:11:30~、13:30~、15:30~ (※5/11(土)のみ14:00~、15:30~)
場所:回向院念仏堂
内容:大勧進お貫主さま

出開帳特別大法要

期間:4/30(火)、5/6(月)、5/12(日)、5/18(土)
時間:11:30~、13:30~、15:30~
場所:回向院念仏堂
内容:大本願お上人さま

 
回向柱

信州善光寺における御開帳では、松代藩が現在の本堂建立の際、普請奉行にあたったというご縁から、毎回松代町から「回向柱」が奉納され、本堂前に立てられます。

高さ10メートルの回向柱には前立本尊の右の御手に結ばれた金糸が善の綱となって結ばれ、柱に触れる人々に前立本尊との仏縁を結ぶ柱となっております。

本堂前に45センチ角に製材した高さ約10メートルの柱を立てる。柱は本堂の前立本尊と善の綱で結ばれ、柱に触ると阿弥陀如来との縁が結ばれるとされる。今回は、陸前高田の杉の木(復興住宅の造成に伴い伐採される木)を用い、陸前高田の製材業者である村上製材において製造され贈られる。また、木の伐採は、池谷薫監督が震災復興をテーマに制作したドキュメンタリー映画「先祖になる」の主人公、佐藤直志氏により執り行われる。

回向柱
※上記写真は、善光寺御開帳時の様子

陸前高田の矢作町にて、平成25年1月23日(水)、善光寺出開帳実行委員会と村上製材所が中心となり、地主の菅野勝郎様をはじめ陸前高田の市民の皆様にご協力いただき、回向柱となる杉の木の斧入れ式を実施いたしました。
尚、斧入れした杉の木は現地で乾燥、製材した後、両国回向院にて梵字などの揮毫を行い、回向院の参道へ建立されます。

お戒壇巡り

瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる「極楽の錠前」に触れることで、錠前の真上におられる秘仏の御本尊様と結縁を果たし、極楽往生のお約束をいただく道場です。

お戒壇巡り
※上記写真は、善光寺本堂の様子
 
中日お練り大法要

善光寺・回向院の僧侶や多くの善男善女が国技館から回向院に向け、お練り大法要を開催。

庭儀式法要として、歩行者天国が行われている国技館通りにて回向院山門・本堂に向かって法要を行います。

また、同時に着飾った稚児たちによる「お稚児行列」も行い皆で東日本大震災被災地の復興を祈念します。

中日お練り大法要
※写真は「善光寺御開帳」(平成21年)時の模様
 
奉納行事

本出開帳の関連行事として、林家正蔵師匠他による奉納落語(5月13日(月)開催)、二十六 世観世宗家 観世清和さんによる奉納能楽“翁”(5月14日(火)開催)、市川猿之助さん、花柳貴彦さんの共演による奉納歌舞伎(5月19日(日)開催)など、『善光寺出開帳両国回向院』にちなんだ日本の伝統芸能をご覧いただくことができます。

その他にも、ソプラノ歌手の森麻季さんによる奉納コンサート(5月12日(日)開催)なども開催いたします。

 
項目 期間 時間 場所 内容
浮世絵展 4/27(土)〜5/19(日) 9:00〜15:30 回向院本堂 通期「江戸の華浮世絵展と回向院展」
浮世絵特別展 5/4(土)~5/8(水) 9:00〜15:30 回向院本堂 「鳥居清長名品展」
協力:平木浮世絵美術館、川崎砂子の里資料館ほか
琵琶演奏 4/29(月) 11:30~12:30 回向院本堂 (出演)北原香菜子
民話と伝説 5/4(土)、5/5(日) 11:30~12:30 回向院本堂 劇団檸檬座「大江戸一番人気!善光寺出開帳」ほか
法話会 4/27(土)~5/19(日)
※ 5/11(土)を除く
13:30~14:30 回向院本堂 下記参照
各種講演会 随時 15:30~16:30 回向院本堂 下記参照
東日本大震災犠牲者追悼・被災地復興祈願「お練り大法要」 5/11(土) 10:30〜12:00 JR両国駅西口前・国技館通り ※自由観覧(雨天時は開催場所変更の可能性あり)
奉納コンサート 5/12(日) 14:30開場15:00開演(16:00終了予定) 両国シアターX(カイ) (出演)ソプラノ 森 麻季、ピアノ 山岸茂人
奉納落語 5/13(月) 13:30開場14:00開演(15:00終了予定) 両国シアターX(カイ) (出演)林家正蔵、林家はな平
奉納能楽「翁」 5/14(火) 14:30開場15:00開演(16:00終了予定) 両国シアターX(カイ) (出演)二十六世観世宗家 観世清和
映画 5/17(金)、5/18(土) 10:30~、13:30~ 両国シアターX(カイ) 「先祖になる」
奉納歌舞伎 5/19(日) 14:30開場15:00開演(16:00終了予定) 両国シアターX(カイ) (出演)市川猿之助、花柳貴彦
<奉納コンサート>

©Yuji Hori
森麻季(ソプラノ)
山岸茂人(ピアノ)
開催日:5月12日(日)
料 金:8000円
パンフレット(PDF: 1.3MB)
お申込み受付中
<奉納落語>

林家正蔵
林家はな平
開催日:5月13日(月)
料 金:
 大人(高校生以上) 2500円
 子供(小中学生)  1500円
 未就学児は無料
お申込み受付中
 
<奉納能楽「翁」>

二十六世観世宗家 観世清和
開催日:5月14日(火)
料 金:8000円
パンフレット(PDF: 1.2MB)
お申込み受付中
<奉納歌舞伎>

市川猿之助
花柳貴彦
開催日:5月19日(日)
料 金:8000円
4/8 12時 申込受付終了
 
<映画>

[上映日時]
・5月17日(金)・18日(土)の2日間
・10 : 30~/13 : 30~の2回
※開場時間はそれぞれの30分前(10:00/13:00)
※キャパシティ288席

[料金/前売り]
・(Web)¥1,000、(当日券)¥1,200
※Web申込は、当日窓口にてチケット交換
※各回先着順、自由席

監督:池谷 薫
撮影:福居正治
編集:田山晃一
音響構成:渡辺丈彦
HD編集:椿 学
編集助手:新津伊織
ロゴ制作:泉 順太郎
スチール:増池宏子
プロデューサー:権 洋子
助成:文化芸術振興費補助金
製作・配給:蓮ユニバース
2012年/日本/カラー/デジタル/118分/ヴィスタ
©Ren Universe, Inc.

Photo by Hiroko Masuike
 

※お申込み・お問い合わせはevent-degaichou@ekoin.or.jp(担当 杉浦)まで。お申込みの場合は、ご希望の行事・公演日時、ご希望枚数、代表者御氏名、ご住所、ご連絡先電話番号を明記の上、上記メールアドレスまでご送付ください。なお、各公演ともに先着抽選致しますので、満員になり次第、締め切らせていただきます。また、御席は先着順に指定させていただきます。予めご了承ください。チケットの発送は4月中旬より順次発送いたします。お申込み方法および公演内容についてのお問い合わせは、メールでのみ受け付けさせていただきます。event-degaichou@ekoin.or.jp(担当 杉浦)までご連絡ください。お申込み多数のため、ご迷惑、お手数をおかけいたしますが、何卒宜しくお願いいたします。

 

日付 講演会
場所:本堂2階(15:30~16:30)
法話会
場所:本堂(13:30~14:30)
4/27(土) 林田康順 (大正大学教授)
4/28(日) 林田康順 (大正大学教授)
4/29(月) 安藤優一郎 (歴史家) 籔内佐斗司 (東京芸術大学大学院教授)
4/30(火) 小林順彦 (善光寺本覚院)
5/1(水) 太田宏人 (傾聴に取り組む宗教者の会)
5/2(木) 吉水岳彦 (ひとさじの会)
5/3(金) 安藤優一郎 (歴史家) 若麻績修英 (善光寺鏡善坊)
5/4(土) 田辺昌子 (千葉市美術館) 樋口伸正 (石巻市西光寺)
5/5(日) 石山秀和 (江戸東京博物館) 福田亮雄 (ひとさじの会)
5/6(月) 内藤正人 (慶應義塾大学教授) 栁澤正志 (善光寺尊勝院)
5/7(火) 森山悦乃 (平木浮世絵美術館) 若麻績享則 (善光寺淵之坊)
5/8(水) 樋口一貴 (三井記念美術館) 柴田泰山 (大正大学専任講師)
5/9(木) 小林玲子(絵解き口演家) 福田亮雄 (ひとさじの会)
5/10(金) 曾根宣雄 (大正大学准教授)
5/11(土) 東日本大震災犠牲者追悼・被災地復興祈願「お練り大法要」
開催時間:10:30~12:00 開催場所:JR両国駅西口前・国技館通り
5/12(日) 小林玄海 (善光寺長養院)
5/13(月) 高橋清海 (気仙沼市浄念寺)
5/14(火) 熊谷光洋 (陸前高田市普門寺)
5/15(水) 平山睦子 (大船渡 「黒潮レディース」) 大室了有 (南相馬市浄國寺)
5/16(木) 實吉義正 (陸前高田観光物産協会) 遠藤弘道 (いわき市九品寺)
5/17(金) 吉水岳彦 (ひとさじの会)
5/18(土) 尾角光美 (リヴオン代表) 小林信雄 (陸前高田市金剛寺)
5/19(日) 若麻績敏隆 (善光寺白蓮坊)
 
被災地復幸支縁両国長屋ストリート

「善光寺出開帳両国回向院」開催期間中、JR両国駅西口北側に特設会場を設け、東北地方や善光寺の位置する信州の物産展として「被災地復幸支縁両国長屋スト リート」を開催いたします。

各地域の特産品等の販売を通じて復興支援活動を行います。

イベント名 善光寺出開帳 両国回向院「被災地復幸支縁両国長屋ストリート」
開催場所 JR両国駅西口北側 駅前特設会場(東京都墨田区横綱一丁目3番20号)
開催期間 平成25年4月27日(土)~5月19日(日) ※4/27〜5/10(10:00〜18:00)/5/11〜5/19(11:00〜19:00)
 

 

開催詳細
イベント名 善光寺出開帳両国回向院
日 時 4月27日(土)~5月19日(日) 9時00分~17時00分(最終入場16:30)
会 場 両国回向院
アクセス JR総武線両国駅西口より徒歩3分、地下鉄大江戸線両国駅より徒歩10分
(→交通案内
入場料 出開帳参拝料 大人(高校生以上)1000円/小人(小・中学生)500円
※未就学児無料
※別途「お戒壇巡り券」大人500円/小人300円/未就学児は大人の同伴があれば無料
※本出開帳の収益は、全額被災地支援に充てられます。
主 催 善光寺出開帳実行委員会(善光寺・回向院で構成)
内 容

(1)出開帳文化財の公開/法要 (会期中全日程・回向院)
【1】善光寺如来(出開帳仏)との結縁
【2】陸前高田の被災松による親子地蔵(父地蔵と小地蔵)の参拝
【3】びんずる尊者像との「復幸しゃもじ」による結縁
【4】善光寺に伝わる寺宝の拝観

(2)回向柱の建立/お戒壇巡り (会期中全日程・回向院)
7年に一度、開催される善光寺御開帳に準じ、被災地陸前高田の木(復興住宅の造成に伴い伐採される木)による回向柱の建立の予定。
善光寺参拝時に体験できる「お戒壇巡り」も回向院に再現。

(3)中日 お練り大法要  5月11日 (両国駅前)国技館通り ※自由観覧
善光寺・回向院の僧侶や100名以上の稚児、多くの善男善女が国技館から回向院に向け、お練り行列をつくり、庭儀式法要を開催。

(4)奉納行事
・奉納コンサート 5月12日(日) 〈出演〉ソプラノ:森 麻季、ピアノ:山岸茂人
・奉納落語    5月13日(月) 〈出演〉林家正蔵、林家はな平
・奉納能楽「翁」 5月14日(火) 〈出演〉二十六世観世宗家 観世清和
・奉納歌舞伎   5月19日(日) 〈出演〉市川猿之助、花柳貴彦
当出開帳にご賛同頂いた各界の方々による関連行事をシアターカイにて開催いたします。

(5)被災地復幸支縁両国長屋ストリート
JR両国駅西口北側に特設会場を設け、東北や善光寺の位置する信州の物産展として「被災地復幸支縁両国長屋ストリート」を開催いたします。 地域の特産品等の販売を通じて復興支援を行います。

善光寺
善光寺

信州善光寺は、一光三尊阿弥陀如来様を御本尊として、創建以来約千四百年の長きにわたり、阿弥陀如来様との結縁の場として、民衆の心の拠り所として深く広い信仰を得ております。
『善光寺縁起』によれば、御本尊の一光三尊阿弥陀如来様は、インドから朝鮮半島百済国へとお渡りになり、欽明天皇十三年(552年)、仏教伝来の折りに百済から日本へ伝えられた日本最古の仏像といわれております。この仏像は、仏教の受容を巡っての崇仏・廃仏論争の最中、廃仏派の物部氏によって難波の堀江へと打ち捨てられました。

後に、信濃国司の従者として都に上った本田善光が信濃の国へとお連れし、皇極天皇元年(642年)現在の地にお祀りされました。皇極天皇三年(644年)には勅願により伽藍が造営され、本田善光の名を取って「善光寺」と名付けられました。創建以来十数回の火災に遭いましたが、その度ごとに、民衆の如来様をお慕 いする心によって復興され、護持されてまいりました。

善光寺ホームページはこちら

鳥居清長碑建立
日本相撲協会