東日本大震災復幸支縁出開帳「気仙沼のお地蔵さん」開催中!

平成26年11月8日(土)より24日(月・祝)まで、回向院では東日本大震災復幸支縁「地福寺出開帳」を開催しています。
昨年の信州善光寺出開帳に次ぐ、回向院における戦後二度目の出開帳で、被災地・気仙沼市波路上の地福寺より本尊延命地蔵菩薩坐像をお招きし、震災パネル展をはじめ、参拝者に気仙沼を肌で感じながらお手向けして頂いております。
地名の通り、3方を海で囲われ、震災の際には3方から津波が襲いました。住職様が背負って逃げ、御本尊自体はご無事でしたが、地区全体が酷く損壊してしまい、また多くの生命が失われました。
被災地から遠い東京において、今一度、このお地蔵さまにお手を合わせて頂き、最近では忘れがちになってしまった震災当初に感じた「絆」の大切さや「生命」の尊さを、改めて考え、思い出して頂ければと願っております。

この出開帳は、江戸時代に大変な賑わいを創出した催しですが、少しでも再現しようと、JAZZ説法や方丈記の朗また気仙沼物産市や海産物の浜焼きも行っています。
「漫画家による仏の世界展」((出展漫画家)赤塚不二夫、池上遼一、浦沢直樹、江口寿史、さいとうたかを、里中満智子、ちばてつや、手塚治虫、本宮ひろ志他多数)も同時開催しています。

この出開帳による拝観料のすべてを、東日本大震災への支援金として被災各地に送らせて頂きます。

※期間中は、参拝券をお持ちでない方は、参拝口の先に進めません。申し訳ありませんが、参拝口にて参拝券をお求めください。